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月光夢想-2-Post traumatic stress disorder


※連載SSの第二部2話目になります。

症状確定。

大分心の弱い面…というか精神病の説明の描写が出ていますので苦手な人は避けて下さい。
文才の無さでそんなにひどくは無いですが、
一応心理学科に通う妹監修の文章です。



書きためてていつまでも取っておいても何も進まないので
一応見せれるかな?という所まで一気に展開。
しかし何も話は進んでいません。

今度キャラ詳細でもメモっておかないと誰が何やらさっぱり…
需要無いと思うけど!!!!



続き、白魔型考案者の東雲様のお宅より数名お借りしています。



















































心的外傷【PTSD】
Post traumatic stress disorder
通称、トラウマ

目の前で衝撃的な映像を見たりする事で
心に本人の知らないうちに傷が出来る。
それにかかわるものを見るだけでその時の映像を思い出し(フラッシュバック)て
夜眠れなくなったり情緒不安定になる。
事故・災害等に受ける急性の外傷と、虐待、いじめ等で受ける慢性の外傷がある。







「…心的、外傷…」


ノッテの目覚めたその部屋。
備え付けの長机と、少し小さめの座りにくい椅子に座り、
自分で書きとめた用紙を見ながら語る。

その症状を聞いたアキラがぽつりと呟く。
それに合わせ、松本がしっかりと頷き、口を開いた。



「所謂traumaです。
衝撃的な事を体験、又は目撃し、
それに対して尋常でない恐怖を抱いてしまう…」



トラウマとはよく聞くものだ。
「あぁ、あれ私トラウマで嫌いなんだよねー」
とか軽く使われるが、
実際にPTSDとして病気と認められるものも少ない訳ではない。
白薇の場合も、そう認定されたのだ。

他でもない、
心理学専門の人物から。





「そして、パニック発作を起こしています」
「パニック発作…?」


「フラシュバックの際に激しい不安感と恐怖感から、
パニック発作を引き起こす事もあるんです。
パニック障害の話になってしまいますが…
パニック障害の場合、まずは突然その症状が始まります。
激しい心拍上昇に始まり、自分自身で心臓発作を起こしていると認識していると思ってしまう。
それによりさらに呼吸が浅くなり、脳や心臓に酸素がいかなくなるため、
さらに心拍上昇し、本当に心臓発作だと思い自分は死にかけていると思ってしまい…
そこから本当に本当に心臓発作になりパニックを起こしてしまうんです。
…白薇さんの場合は、PTSD等の精神疾患の症状の一つとして
パニック発作を併発しているので…その症状の一つとして扱われて、
パニック障害と診察は出来ませんが…」



「そんな…」




言葉を失う。
心臓発作…
神姫にとっての心臓は…CSCか。
それの鼓動が早まり、故に呼吸が浅くなる。
神姫であっても人間と同じように呼吸はしている。
(機能的にいえば人間と多少違うが。)
その呼吸が浅くなれば、
自分に命の危機が迫っているとすら認識してしまうだろう。




「パニック障害に近い症状も発症しているんです。
発作が発生した場面を非常に恐れ、彼女は戦う事を避けていた。
またあの症状が起きるのではないかと、不安を募らせて。
炎と…爆発と、爆煙…それに良く似た砂埃まで恐れて。」









その松本の言葉を聞き、
ノッテは確信をもった。








あれは、夢なんかじゃない。






白薇の―――本心だと。














「そしてその原因は…わかりますよね?」

ユウキをしっかり見据えて。
目を逸らす事無く。
松本は言う。






「何があったか…教えて頂けますね?」






同じ様に視線を一切逸らさず。
まっすぐ見つめ。

掌の中で眠る小さな白薔薇を優しく撫でながら。

それでも声だけは酷く透き通る音で言う。



「…良いよ。
僕の持っている全ての記憶で、
1年前の事を教えてあげよう。」
















































1年と38日5時間23分15秒前。


その日は丁度、1週間は続いた雨天が明けて、
清々しい、一般的には休日と呼ばれる日。
のんびり歩くのも、一身に風を受けて走るのにも、とても心地よい日だ。
当然ながら、街中も騒々しい。
(久々に晴れたし…仕方ないか)
風を受けながら一瞬の思案を巡らせると、つんつんと右胸を軽く、指先で押されるよりも小さい違和感。


「ユウキ?」
「ん…あぁ、何?」
自分の胸ポケットに納まり、スピードに靡く白髪を軽く押さえる神姫。
白薇。


「ぼーっとしてたから。」

笑顔を見せると一瞬顔が綻び。
しかしすぐにぷい、と目を逸らしてしまう。
仕事で多忙を極める為中々逢えないのだ。
本当は甘えたいんだろう。
甘えん坊なのに人前では甘えられない。
人前でとても可愛らしい、優しい笑顔を見せようとしない。
恥ずかしがりなのだ。彼女は。
その仕草に少し笑って。
靡く白髪を撫でるとカ、と頬を朱に染める。
その様子が可愛らしくて仕方がない、と目を細める。

そんな甘い空気漂うところへ、

「おい、イチャついてるうちにもうすぐ着くぞ」

ととてつもなく不機嫌そうに声をかける。
ふい、と運転席を見ると、
声のまま不機嫌そうに口に銜えた煙草を丁度手で取り、
煙を吐き出す秘書の姿があった。

「あぁ、ごめんねラブラブしてて」
「うっぜぇなお前」


クスリと声を立てて笑う。
と、それを見た胸ポケットの少女がむっとした顔になったのに気付いた。
ヤキモチ焼くなんて可愛いなぁ、全く。











とある繁華街の路肩。
軽く心地よい音を立て停車する覚める様に白い車。



「着いたけど…店どこだよ」

そこは昼間なので大分落ち着いてはいるが…
所謂―――風俗街。



「そこの店主は変わってて…沢山の人に売れる様な処に店を構えたがらない人なんだよ。」






自分の店の良さを解る人だけが来ればいい。
その思想に共感しているからこそのこの場所。
来るのを躊躇いそうな所に店を設けたがる。
その代り商品には一切の汚点も欠点も曇りも歪みも無し。
全てが全て自信作。
消耗品以外は無期限の保証期間付きというサポートまでバッチリという。
まるで母を子を恋人を、全ての愛しい者を思う気持ちをひっくるめた様な愛情を神姫に注いでいる。
しかも、武器から衣類、ヘアアクセから指輪など
商品の作成からかなりの数居るらしいお客様のサポートまでを一人でこなしているの言うのだから。
それだけで、常人では無い事は明確だ。




組織に属するのが苦手で、技術開発局他、名立たる全ての開発事業の誘いを全て一刀両断。
まぁ、そこに関しては。
人の事を言えたもんでは無いのだが―――







「んで、店はどこだよ」
「あ、あぁ、あの路地の奥」







そう指した先には、これまた見事に…2つの風俗店の間の、人1人通れる程度の細い道。
これは…それなりに行き辛い。
一見すると両隣りの風俗店に入るようにすら見える、場所。
体面を気にしない人か、余程神姫に愛が無ければ入りづらいのではないだろうか。
そんな場所を好んで選び店を構える。
だからこその…変わり者。
変わり者曰く、本当は他の国の猛獣しかいない様なジャングルのド真ん中に建てたかっただとか、
富士山の山頂に建てたかっただとか、突拍子の無い事を言う人物だ。
(実際、ここの前は山奥に店を構えていたが、自分で交通の便が悪過ぎて敢え無く中断した。)
発展した文明から逃れられないのに人との関わりを極力避けたがる。
彼の印象はそれだ。
完全に神姫主体での脳内構造をしている。





「…あそこじゃ車じゃいけねぇよ。」
「そりゃそうだよ。こっから歩きに決まってるじゃん」




車をその路地から離れたところに停車し、
軽快な音楽でガルウィングの扉が開く。
秘書に開かれたその扉から地へと降りて、
彼が扉を閉めるのを待ったあと。


その路地へと僕等が入り込むと、最奥に古びた鉄の扉が待ち構えていた。



扉を開き中へと入り込むと、
古めかしい雰囲気は漂うものの、普通の神姫ショップに遜色ない品揃い。
―――しかし、全てが市販品ではない。


奥には―――ほぼ金に近い、薄いオレンジ色の髪の、青年。
扉に丁度横になるようにカウンターの中に収まる彼は、横顔しか見えないが、
黒縁の眼鏡をかけて…下で動かす手を真剣に見つめている。



「セツ」



彼へと声をかけると、ふ、と顔を上げ。


「…いらっしゃい、ユキ」

そう良い人好きのする笑顔で笑う彼は。

端正な、女性とも男性とも取れる顔立ちで。

変わらずに僕を迎えた。



next...


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comment

Secre

過去編が!

ついに過去の話が語られるのですね。
元気な頃の彼、そして元気な頃の彼女の姿は、微笑ましくも、辛い光景ですね。
現状の白薇さんの状況と、過去の姿の違いが尚更辛さを感じる事になりますね。
幸せだったあの頃が、どう崩れていくのか。
辛くもありますが、目をそらす事が出来そうにはありませんね。

そして奇人変人が一名追加されましたね!
大歓迎ですが(ぇ
確かに、そんな人物なら、局長も誘いそうですが、残念です(ぉ

No title

>東雲さま
過去変です…!
なかなかここまでこぎ着くのが長かったですが、
ここでいろんな事がわかってくれば…いいなぁ。←

白薇の過去については明かされる予定です。
勝手に動いて行ってしまうので、なかなか難しいですが。

奇人変人ですよーーー!
奇人変人アブノーマル大好きです!!
こうゆう桁の外れた天才が大好きです。極普通に書いてもいいのですが、
すでに色々異常な人が多いんで思いっきり異様な感じにしてみました!

きょ、局長には申し訳ないです…!
いつか誘ってやって下さい←おい
プロフィール

もに

Author:もに
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中身:もに。
(。←あっても無くても良いか)

趣向:
武装神姫
ドール(オビツ、MSD)
トリックスター-0-(MMORPG)
Figma
その他固定フィギュア
その他ゲーム色々。
最近はiPhoneで拡散性ミリオンアーサーというゲームをやっています。
--------------------------
はじめに。
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うちのこ紹介
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トリスタ自キャラ
トリスタ所属ギルド
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