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月光夢想-6-Holo¢aust

※連載SSの第二部6話目になります。



李狐について。



毎度恒例、白魔型考案者の東雲様のお宅より数名お借りしています。

前半部分の回想のような何かは、機会があれば詳細に書きたい。











俺を雇うって…お前、正気か?

僕が狂ってる様に見えるの?


…前科者だぞ?
それを雇おうとするなんて、狂ってるとしか思えねェ
それが何?
…?

僕は、その気になれば…
0と1に頼り切っている今の世界を全部壊すことだって簡単だよ。
…それに比べたら、前科なんて小さいじゃん?

…何言って…

僕には君が必要だ。
君が手に入らないなら、ここの平和なんて3秒でぶっ壊してやるよ?

…上等じゃねェか。
やれるモンならやってみろってんだよ

















ユウキの話に段落がついた所で、口を開いたのは…当然の如く事を聞いた本人。

「数点、お聞きしたい事があるのですが」

松本。
ユウキがそちらへと顔を上げるのを合図に、
文字を繋げる。

「僕の考えが間違っていたら指摘してください。
…今日ここに来た、彼女達…
赤い瞳のヴァローナが…
助けられなかったもう一人の神姫ですね?」
「うん。そうだよ」

それが?とでも言いたげに顔を視線を向ける彼に、
みんなの視線が集まる。


「その事故の際に何者かが…盗んだのか、救ったのかは解りませんが。
その彼女がここへ来た、という事ですね。
しかも、最後に相田さんに"マスター"と呼びかけて。」

再び、みんなの視線がツバサへと降り注ぐ。
当の本人は…腕を組んで瞳を硬く閉じている。


「ツバサがマスターじゃない事は確かだよ。
…確かに、ツバサにと思って僕が用意した神姫ではあるけど…起動も何も出来ていないままだったから。」

ユウキも、彼を見やるが…
その当本人…ツバサはほんの少しも動かなかった。
呼吸さえしているのか怪しいくらいに、1ミリも。
皆がツバサを見つめる中構う事無く松本は話を続ける。

「白薇さんの症状の原因は判明しました。
その爆発を見ていたのなら…それが原因で間違いないでしょう。」

瞳を薄くして、今は自分の用意した沈静作用を持つ薬を服用させて静かに眠る…
白薇を見ながら。
…どれだけの苦痛だったかなんて、想像しなくても解ってしまう。
大事な者が炎に巻き込まれ、爆発に巻き込まれ。
燃え上がる黒煙に封じられる。
その光景を直視するなんて事は。




マスターに強い愛情を抱く白魔にとって。
耐えきれる苦痛で在る筈が。





…どれだけの苦痛かなんて想像しなくても解る、でも想像もしたくない。
白薇にとってのユウキ。
それは言うならばルビーにとっての自分、自分にとってのルビー。
想像するのは容易い事ではあるが…想像もしたくない。




一度瞳を完全に閉じ込めて、
大きく息を肺に取り込みながらまた言葉を続ける。






「そして、李狐さんの過去と、Holo¢aust(ホロコースト)…それに、あのヴァローナも関係している…
そいうい事で認識に違いは無いですか?」
「多分ね。」



"ホロコースト"
その単語に、過剰に李狐が肩を震わせる。
その李狐を横眼でちらりとユウキの視線が捉える。


一瞬睨むかのような瞳に感じたが、それは途端に優しい光を持ち。



「…知りたい?自分の事」


まるで優しい川のせせらぎ。
全てを大らかに包み込み押し流さないその声は、
李狐の一抹の不安を退けた。

















「…きき、たい…」




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最近はiPhoneで拡散性ミリオンアーサーというゲームをやっています。
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